キッチンライトの種類と選び方
更新日:2023/08/28

キッチンライトに適した照明は広範囲に光を届ける「シーリングライト」、空間の広がりを演出する「ダウンライト」、個性を生かせる「ペンダントライト」、特定箇所を照らして食卓を彩る「スポットライト」の4つ。
これらの中から、キッチンの雰囲気に合わせて選びましょう。キッチンライトのなかには取り付け工事が必要なものもあります。ショールームに足を運び光の感じを確かめるだけでなく、工事が必要かどうかも確認しましょう
キッチンライトに適した照明は4つ

キッチンライトに適した照明として、「キッチンライト」「ダウンライト」「ペンダントライト」「スポットライト」の4つが挙げられます。それぞれの特徴をわかりやすく紹介しましょう。
天井に直接取付ける「キッチンライト」はキッチンレイアウトに合わせて選ぶ

キッチンライトの特徴は、天井に直接取り付けることで最も高い位置から広範囲に光が届けられるということです。台所を中心に明るくするため、快適な作業には必須の照明といます。
以前は蛍光灯が使われていましたが、主流はLEDに変わってきています。省エネで長寿命のLEDキッチンライトははより効率がよくなり、LED特有の省スペースデザインになっています。
設置には工事が必要なものや簡単に取り付けできるものなど様々です。新築、リフォーム、リノベーションなど事前の照明設計で理想のキッチン環境が作れますので大枠を決めてからキッチン雰囲気に合わせて考えていく事が良いかと思います
天井埋め込み型の「ダウンライト」であれば部屋の空間が広がった印象に

天井に穴をあけて埋め込むダウンライトは、フラットな天井が部屋の空間をスッキリと広く見せてくれるのが特徴。他の照明よりも埃がたまりにくいため掃除の手間がかかりません。設置場所によってはスポットライトとしてお洒落な空間を演出するなど、用途によって使い分けが可能なのも魅力の一つです。
ただ、人が座る椅子やソファの真上に設置すると、ダウンライトの光を直接受けて不快に感じてしまう場合もあります。工事の際は、インテリアレイアウトを考慮した場所を検討しましょう。
個性を生かせるオシャレ照明「ペンダントライト」

ペンダントライトは、コードやワイヤー、チェーンなどで天井から吊り下げるタイプのライトです。ライトから照らす部分までの距離が近いため、部屋全体を照らすのではなく限られたスペースを照らすのが特徴。
ダイニングや寝室などの各部屋に使われることが多いですが、キッチンなど個性や雰囲気を演出したい場合などにもインテリアのアクセントとして選ばれています。

ステンレス キッチンライト・昼白色 | FL40Wx2灯相当
47,674円
一部分を強調する「スポットライト」であれば料理が映える

スポットライトは、意図的にある一定部分を強調したり、光を壁に反射・拡散させたりする間接照明などに適したライトです。ライトの向きを変えることで様々な空間演出が可能。
スーパーマーケットや飲食店では、食品や料理を美味しく見せるためにスポットライトを設置しているお店がほとんどですね。最近のマンションには、スポットライトを取付けるためのダクトレールが最初から設置されているところもあります。スポットライトを簡単に設置ができる簡単取り付け用のダクトレールもありますので、気軽にスタイリッシュなスポットライト空間を楽しむこともできます
シンプルなダクトレール照明

ダクトレール取付専用のベースライトでキッチンの明るさを確保する方法もあります
この小型のシーリングライトなら手のひらサイズのコンパクト設計ながら明るさも十分で手元を照らします。光の色を電球色、昼白色と切替することができるので使用環境に合わせて光のセッティングができます。キッチンの補助照明としておすすめです

光色切替型 LEDベースダウンライトダクトレール用・100W相当 | ブラック
9,900円

光色切替型 LEDベースダウンライトダクトレール用・100W相当 | ホワイト
9,900円

光色切替型 LEDベースダウンライトダクトレール用・100W相当 | ダークシルバー
9,900円
キッチンの雰囲気やテーマからライトを選ぶ

いくつかのライトの種類を紹介しましたが、キッチンライトやペンダントライトにはありとあらゆるデザインのものがあり、その中から一つを選ぶのは簡単ではありません。
キッチンライトの選び方は、そのキッチンがどんな雰囲気で、どんな使い方をしたいのかがポイントです。キッチン空間のテーマを決めてコーディネート例をいくつか考えてみましょう。
例えば「ムーディでスタイリッシュな大人のキッチン」にしたい場合は、ダウンライトを複数台設置してキッチン全体を照らしつつ、カウンター上部には雰囲気のあるペンダントライトを吊り下げる。
「お料理をたくさん作りたくなるプロのキッチン」を目指すのでしたら、料理する手元やカウンターを強調して照らせるように、ダクトレールを使ってスポットライトを取りつければ、気分も上がり、料理の出来栄えもより美しく映えます。
また、お気に入りのペンダントライトを見つけて、それにあわせたコーディネートをする方法もあります。デザイン性の高いライトを見つけたら、その雰囲気にキッチンを合わせるのも一つの方法ですね。
キッチンの照明は、作業台やコンロ周辺は出来るだけ明るく、自分の影はできないような場所を選択することも重要です。そして、カウンター部分は雰囲気や個性を演出するというものが近年の主流です。

ステンレス キッチンスポット 60W相当・昼白色
10,587円

882mm スイッチ付きキッチンライト FL20W相当・昼白色 | 棚下専用
21,659円
ライトは明るさだけでなく「色」も大事なポイント

明るさは光が届く広さにもよって異なりますが、光の「色」も大事なポイント。電球色・温白色・白色・昼白色・昼光色など、さまざまな色合いがあり、部屋の雰囲気もそれぞれで変わります。
Bluetooth対応型のキッチンライトを選べばスマホや専用のリモコンから明るさの調節や光の色の変更などを行うことができます。ダイニングつながりのキッチンがある場合はキッチンのあかりを消すではなく程よい明るさに保つことができ夜間の快適な生活にも役立ちます

ホワイト 1250mmキッチンライト | 調光調色・bluetooth
30,129円

ナチュラル 1250mmキッチンライト| 調光調色・bluetooth
33,154円

ウォールナット 1250mmキッチンライト | 調光調色・bluetooth
33,154円
キッチンライトは理想の雰囲気や好みを元に選ぶ
キッチンライトの種類と選び方についてご紹介しました。
キッチンライトを選ぶ際は「雰囲気」「テーマ」「好み」をまず決定し、そこからライトの種類やデザイン・光の色を決めていきましょう。
キッチンライトは環境によっては自分で取り付けることも可能ですが、穴を開けたりレールを設置したりといった工事が必要な場合もあります。専門の施工業者さんへの相談も忘れずに、実際に設置が可能なのか確認を忘れないようにしたいです