イサム・ノグチ

白熱電球からLED電球へ【進化するAKARI】

長く白熱電球が使われていたAKARIですが、時代の流れからLED電球がセット電球となりました。LEDに変わることにより消費電力の削減、電球交換の削減に貢献します。また、白熱電球が発する熱は和紙を早く痛めてしまい和紙シェードボロボロになってしまいます。LED電球を使うことで電球からの熱が少なくなることで、和紙シェードのダメージも少なり長持ちします。

イサム・ノグチはこんな人物

イサムノグチは生涯を芸術に捧げていて、彫刻・照明デザイン・陶芸、さらに建築など、幅広い作品を残しています。イサムノグチの作品は、1つ1つが繊細であり、伝統あるモダンな作りであることが特徴的ですが、彼の探求心は多様な分野に及び、これまでに無い全く新しい表現方法を確立しています。イサムノグチが後世に残した作品の1つとされているのが光の彫刻で、和紙と竹から作られたAKARIとよばれる照明彫刻です。

和紙の光の彫刻・AKARI

彼が作り出した照明彫刻は、1951年から約30年間の間に100種類以上も生み出されていて、作るきっかけとなったのが、旅で訪れた土地で提灯産業の活性化を求められたことにありました。イサムノグチは、提灯工場を見学した後、デザインを起こし、紙と竹ひごという和素材だけで光の芸術を生み出し、現在も彼が作り出したAKARIシリーズは老若男女問わず、人気を集めています。

イサムノグチの芸術の拠点は海外にあったことから、モダンな和風照明器具を洋の空間でも使えるようにインターナショナルなデザインも作られていて、彼が手掛けたデザインのファンは世界中にいるほどです。

さらに、彼の経歴から作品までを紹介する展覧会も全国で開催されていて、イサムノグチが作った光の彫刻はもちろん、彼の幼少期からの写真や関連資料などから、AKARI誕生秘話から製作される過程なども紹介していますし、彼が手掛けた照明器具などの作品は、お手頃な価格帯で販売されているのも魅力の1つです。

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