シーリングファン
一台で、風と光と省エネを。
天井で空気を循環させ、夏は涼しい風を、冬は天井にたまった暖気を足元へ届けるのがシーリングファンです。主照明を兼ねるライト付きから照明のないインテリアファン、傾斜天井・吹き抜け対応、静音のDCモーターまで、おしゃれなモデルを揃えています。ファンの適用畳数と照明の明るさ、ダウンライトとの位置関係まで、照明士が明かりとの相性を確かめて厳選しています。
シーリングファン 商品数:57
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RANKINGシーリングファンの選び方と特徴
シーリングファンは、天井の空気を循環させて冷暖房の効きを助け、空間に立体的な表情を生み出す器具です。ライト付きなら主照明を兼ね、傾斜天井や吹き抜けなど高さのある空間にも取り付けられます。動画で解説している8つのポイントに、デザインの選び方を加えて、写真や図解とあわせてまとめました。数値は一般的な目安です。器具ごとの条件は各商品ページと取扱説明書でご確認ください。
1. 温度ムラをなくす仕組み(サーキュレーション効果)
夏の日中、ファンの風で空気が動くリビングの例
答え
ファンで天井と床の空気を混ぜると、部屋の温度ムラが小さくなります。夏は正転で風を下へ、冬は逆転で天井の暖気を足元へ下ろします。
冬の夜。ゆっくり回る羽根が、天井にたまった暖気を動かします。
- 夏は「正転」。風が体に当たり、同じ室温でも涼しく感じやすい(冷房27〜28℃で26℃程度に感じるという目安もある)
- 冬は「逆転」。天井の暖気を壁伝いに足元へ下ろす
- 回転方向の切り替えは、季節の変わり目に一度でいい
上が夏(正転で風を下へ)、下が冬(逆転で風を上へ送り、暖気を足元へ)(図はタップで拡大)
補足:温度差と省エネの目安
- エアコンだけでは上下に差が残る暖かい空気は天井へ上がり、冷たい空気は床にたまります。
- 設定温度1℃で約10%冷房を1℃上げる、暖房を1℃下げるだけで約10%の省エネになるといわれます。エアコンの設定を1℃変えたときの試算で、ファンを付ければ必ず10%減るという意味ではありません。
- エアコンと併用するファン自体の消費電力は小さいので、エアコンと併用するほど効果が出ます。
2. ライト付きか、ファンだけか
ライト付き:一台で主照明とファンを兼ねた例
答え
天井の配線器具が一か所なら、主照明を兼ねるライト付き。天井をすっきり見せたいなら、ファンだけのタイプに別の照明を組み合わせます。
- 照明付きは「シーリングファンライト」、照明なしは「インテリアファン」
- ライト付きは「ファンの畳数」と「明るさの畳数」が別。主照明にするなら明るさも確認(4章)
- ファンだけなら、影がチラつかない位置にダウンライトや間接照明を置く(7章)
左がライト付き(主照明を兼ねる)、右がファンだけ(照明は別に計画する)(図はタップで拡大)
補足:リモコンの操作
- 照明とファンを別々に使うリモコンで照明だけ・ファンだけを切り替えられる製品が多い。操作できる内容は商品ページで確認してください。
3. DCモーターとACモーターの違い
毎日長く使う寝室に付けたファンの例
答え
毎日長く使うリビングや寝室はDCモーター、使う時間が短い部屋はACでも十分です。DCは風量が多く、消費電力は半分ほどです。
- 同じ羽根径の比較の一例で、DCは最大風量が約1.7倍、消費電力は約半分
- DCはモーター音が小さく、風量を細かく調整できる
- 価格はDCのほうが高い傾向がある
左が風量、右が消費電力。どちらも左が従来のモーター、右がDCモーター(図はタップで拡大)
補足:風量・電気代の目安
- 風量と消費電力同じ羽根径の比較の一例で、最大風量は毎分62立方メートルから105立方メートルへ、消費電力は20Wから10Wへ。
- 一日回したときの電気代ファン単体を消費電力10Wで24時間回し、31円/kWhで計算した例です。約0.24kWhで、一日約7円です。
4. 部屋の広さと羽根の大きさ
広いLDKに、羽根の大きなファンを付けた例
答え
部屋が広いほど、羽根の直径が大きいものを選びます。ライト付きは、ファンの畳数とは別に明るさの畳数も確かめます。
- 羽根の直径90cm前後は、6畳ほどの部屋に
- 110〜120cmは、8〜10畳やそれ以上の部屋に
- 畳数の目安は商品ごとの表示で必ず確認
ライト付きの表示の例。ファンは12〜14畳でも、明るさは4畳程度のことがある(図はタップで拡大)
補足:ライト付きの明るさ
- 明るさが足りないときダウンライトやスタンドライトで補います。
5. 天井の高さと、壁からの距離
羽根の下と、壁までの間に余裕を取った例
答え
平らな天井では、床から羽根まで2.0m以上、壁から羽根の先まで40cm以上(製品によっては85cm以上)が目安です。
- 天井高2.4mなら、器具に使える高さはおよそ40cm(床から2.0mを取った場合)
- 天井が低い部屋は、薄型のタイプを選ぶ
- 部屋の寸法と羽根の直径をあわせて確認する
左が部屋の断面(壁から40cm以上・床から2.0m以上)、右がその数字(図はタップで拡大)
補足:製品ごとの条件と揺れ
- 必要な距離は製品ごとに違う商品ページと取扱説明書で確認してください。
- 壁に近すぎると揺れる羽根が起こした風が壁に当たり、ファン自体が揺れることがあります。
6. 傾斜天井・吹き抜けに付けるには
傾斜天井から、パイプで羽根を下げて付けた例
答え
傾斜天井は対応する製品を選び、角度に合うパイプで付けます。目安は付属パイプで14°前後、延長300mmで25°、600mmで39°まで(製品の組み合わせの一例)です。
吹き抜けでは延長パイプで羽根を下げると、下の空間まで風が届き、循環の効果が出ます。
- 傾斜天井に対応しない製品もある。対応角度と使えるパイプは製品ごとに違う
- パイプが長いほど羽根が天井から離れ、急な勾配でも当たらない
- 吹き抜けや高い天井は延長パイプで羽根を下げ、床から羽根まで2.0m以上を保つ
左から付属のパイプ(14°まで)、延長300mm(25°まで)、延長600mm(39°まで)(図はタップで拡大)
補足:屋根勾配と角度の目安
- 屋根勾配から角度が分かる4寸勾配は約22°、5寸は約27°、6寸は約31°です。
- 天井高の条件製品によっては、傾斜天井に天井高3.0m以上などの条件があります。
- 吹き抜けで照明と並べるときダウンライトとの離し方は7章の補足へ。
7. ダウンライトの影がチラつかない配置
ファンのまわりに照明を置かず、壁の灯りで照らした例
答え
ダウンライトはファンから離して壁側へ。光の広がらない集光タイプなら、影が出にくくなります。
羽根に光が当たると、床の影が回って明るさが点滅します。これが「チラつき」です。
- ダウンライトは羽根の近くを避け、壁側へ離す
- 近くに置くなら、光が広がらない集光タイプ(配光角が狭いもの)を選ぶ
- 床だけでなく、よく目に入る壁やテーブルの影も確かめる
左から:拡散タイプをファンの近くに(×)、壁側へ離す(△)、集光タイプなら影が出にくい(○)(図はタップで拡大)
補足:ダウンライトとの距離・ファンの位置
- ダウンライトとの距離の目安羽根の端からダウンライトの枠の端まで、天井から羽根までの距離以上離す(天井から羽根までが45cm未満なら45cm以上)。メーカーにより目安が違うので取扱説明書で確認してください。
- ファンは中央でなくていい壁側へ寄せると照明を置きやすい。壁から羽根までは40cm以上。
- 手持ちのダウンライトの確かめ方商品ページや仕様書の「配光」の角度を見る。数字が小さいほど光が広がらない。
8. 取付方法・スイッチ・長く使うために
天井に付けたファンの根元(取付部)
答え
シーリングファンは運転中に振動も加わります。天井の配線器具と下地の条件、器具ごとの取付方法を確かめて付けます。直接配線や配線器具の交換は電気工事士に依頼します。
- 壁スイッチで電源を入れ、リモコンで運転する(壁スイッチだけでは回らない)
- 壁のスイッチが調光器タイプの部屋では使えない製品が多い。購入前に確認
- 雨や水しぶき、直射日光、高温多湿、油煙の多いキッチンの真上は避ける
補足:取付の条件と手入れ
- 簡易取付型対応する引掛シーリングや引掛ローゼットがあれば、電気工事なしで取り付けられる製品があります。器具の重さに合った取付方法を取扱説明書で確認してください。
- 直付け型・配線器具の交換天井へ直接配線する工事や配線器具の交換は、電気工事士に依頼してください。
- 賃貸・マンション天井の配線器具の形と下地を確かめ、工事が要る場合は管理会社や大家さんに確認してください。
- 掃除と点検羽根のほこりは定期的に拭きます。音・揺れ・においに変化があれば使用をやめて点検してください。交換の目安は8〜10年です。
9. おしゃれに見せるなら、羽根の素材・色・枚数で選ぶ
黒の羽根で天井を引き締めた例
答え
条件が絞れたら、最後は見た目。羽根の素材・色・枚数を部屋のインテリアに合わせます。
- 素材:木目(ウォールナット・ナチュラル)は北欧やナチュラルな部屋に、古材風はヴィンテージやカフェ風に
- 色:白い天井にホワイトはすっきり、黒やチャコールグレーは引き締める。シルバーやブロンズはモダン・インダストリアルのアクセントに
- 枚数:4〜5枚は軽やか。6枚は存在感があり、天井の高いリビングや吹き抜けで映える
補足:ほかに見るところ
- リバーシブル羽根表と裏で色味が違い、取り付けるときに見せる面を選べます。
- ライト付きは全体の形照明部分を含めた全体の形も見どころです。
色や雰囲気で比べたいときは、シーリングファン一覧の「絞り込み」でカラーやスタイルを指定すると、候補を並べて見られます。
まとめ:選ぶ順番
答え
この順に確認すると、部屋に合う一台が絞れます。条件が決まったら、上の商品一覧の「絞り込み」から探せます。
- 部屋の広さと天井の形(平ら・傾斜・吹き抜け)
- ライト付きか、照明を別にするか
- 取付の条件(配線器具・下地・壁からの距離・壁スイッチ)
- モーター(DC/AC)と照明の位置関係
- 羽根の素材・色・枚数
照明専門店ライティングファクトリーのこだわり
ライティングファクトリーは2002年創業の照明専門店として、天井高・部屋の広さ・羽根径・照明との位置関係までを踏まえた最適なファン選びを照明士がサポートしています。正規メーカーのみを取り扱い、ライト付きや傾斜天井対応モデルを中心に、安心して長く使えるシーリングファンをご提案します。気になる点はお問い合わせからご相談ください。
シーリングファンの質問
FAQシーリングファンとは?どんな効果がありますか?
夏と冬で回転方向を変える必要はありますか?
壁スイッチを入れてもファンが回らないのはなぜですか?
天井に付いている扇風機のようなものは、何と呼びますか?
DCモーターとACモーターは何が違いますか?
傾斜天井にも付けられますか?何度まで付けられますか?
シーリングファンを付けると、ダウンライトの影が床でチラつくのはなぜですか?




























































































