ほかにないこだわりのおしゃれ照明をセレクト
様々な形状の電球

電球の種類と選び方【照明士が解説】

電球の選び方ひとつで部屋の印象や快適さは大きく変わります。なんとなく選んでしまうと「暗い」「落ち着かない」といった原因になることも少なくありません。

LED電球や白熱電球など、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。本記事では、照明士が部屋に合った電球の選び方をわかりやすく解説し、理想の空間づくりに役立つポイントをご紹介します。

電球の選び方【チェックポイント】

電球の選び方

照明器具の種類に合わせていろいろな形状の電球があります。イラストの電球は一部ですが、一般電球形、ミニクリプトン形、ボール電球、ハロゲン電球形、ビームランプ形など、それぞれの電球には大きさや明るさ、光の強さなど特徴があります。

ご利用されている照明のランプを交換する場合は、現在使用されている電球と同じ形状、同じ明るさで入れ替える事が基本です。万が一サイズが異なれば照明につけることができなかったりします。

口金サイズを確認する

口金サイズ

電球交換可能な照明には口金サイズがあります。電球を回しながらはめ込む口金には、大きく分けてE26口金(26mmサイズ)とE17(17mm)サイズがあります。必ず同じ口金サイズをの電球を使用してください。

一般的な電球とは口金サイズがE26、E17のサイズがあり、E14やE11(11mm)の口金電球が使われている照明も存在しますのでしっかりと確認してください。

光の特性と色の選び方

量販店などで見かける一般的な電球から始まり演出性を考慮した、おしゃれな電球など、多種多様な住宅環境に使用できるランプも増えています。見た目や白熱電球の落ち着いた光を今も好まれる方も多くカーボン電球や白熱電球も消えずに残っています。

住宅や店舗など照明にあった電球のご使用が大事なので、アンバランスな照明器具の見た目にならないよう、電球選びもしっかりおこなって欲しいです。

※一部説明データは東芝ライテックの画像を使用しています

電球色:くつろぎ向き

電球色の部屋

電球色はあたたかい風合いの光。落ち着いた空間演出向きの光で、今では住宅環境や店舗環境で定番的に使われています。

昼白色:活動的空間向き

爽やかな光の部屋

昼白色は事務所や学校の教室空間など活動的な光です。爽やかな朝の光に照らされるイメージです。

光の広がり(LEDと白熱の違い)

白熱電球は光が全体に広がるのが特徴です。電球の根元に電子部品が内蔵されたLED電球では真下が特に明るくなります。近年増えている電子部品部分が小さいLED電球では白熱電球に近い点灯をするのが特徴です。

電球が主役になる電球の種類

クリアのボール電球

電球にもいくつか特徴的な種類があります。電球が露出するような、おしゃれな照明向けに作られたLED電球や、LEDの強い光に比べてカーボン電球は心おちつく優しい光のランプ。その他、電量販店などでよく見かける定番のLED電球があります。

代表的な3種類の電球をご紹介します。

フィラメントLED(見せる照明向け)

見た目が白熱電球っぽいLED

イメージのようにエジソン型電球ながらフィラメント部分にLEDの発光体を使った電球も人気です。クリアガラスの電球にLEDフィラメントがついているので、電球がデザインの中で重要な照明器具用としておすすめです。

形もさまざま用意されています。普通電球形、ボール型、エジソン形、シャンデリア形、ビーコン型、クリプトン形などがあります。おしゃれに見せる電球として定番です。

カーボン電球(柔らかい光)

カーボン電球使用例

明るさを求めずやわらかい光で心を癒してくれるようなカーボン電球の光は、電球が露出しているような照明に最適な電球です。カーボン電球は炭素フィラメントを使用した電球ですが、現在販売している電球はカーボン風電球になります。カーボン電球のフィラメントの風合いを残しています。

カーボン風電球はLEDではありません。LEDのように発光面の眩しさは抑えられ、電球寿命もLEDに比べ短いランプです。電球が主役となる照明器具とのご使用におすすめします。

一般型LED(隠す照明向け)

一般型LED電球

さまざまなメーカーから発売されている定番のLED電球です。乳白のプラティック部分が発光して空間を明るく照らします。明るさのラインナップも豊富で40W、60W、100Wなど明るさの仕様も選べる汎用性があります。

この電球に向いている照明器具は電球が隠れる照明におすすめです。ガラスなどで作られた照明には不向きです。また、見た目めからは分かりませんが電球色と昼白色から選べる特徴もあります。

電球口金の確認方法

電球のサイズを知る方法は2つあります

一つ目は電球の口金部分にサイズが記載されている場合です。二つ目は照明の電球差し込み部分か、引掛シーリング部分にシールが貼られていますので、口金やW数の情報を読み取ることもできます。何も記載がない場合は口金サイズを定規で測って確認してください

まとめ:電球選びで空間の印象を変える

電球は照明の「光の質」を決める最も重要なパーツです。
光色・明るさ・形状を意識して選ぶことで、同じ照明器具でも空間の雰囲気が大きく変わります。LEDや白熱電球の特徴を理解し、部屋に合ったランプを選んでみてください。

照明士が厳選したおしゃれな電球・LEDランプをお探しの方は、電球・LEDランプカテゴリ一覧をご覧ください。

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