階段をおしゃれにする照明の使い方 【階段照明編】
階段の照明は、安全性とデザイン性を兼ね備えることが大切です。住宅環境や間取りによって階段の形状はさまざまで、壁に囲まれたタイプやスケルトン階段、らせん階段など、種類に応じて最適な照明器具を選ぶ必要があります。
使用できる照明は、ブラケットライトやペンダントライト、シャンデリア、ダウンライト、フットライト(足元灯)、間接照明など豊富に揃っています。折り返し階段ではコーナー用のブラケットや、邪魔になりにくい薄型タイプも人気です。
また、取付位置や天井の形状によっても選択肢は変わります。吹き抜けのある階段にはペンダントライト、天井が低い場合には壁付けのブラケットライトがおすすめ。階段用のスペースを活かしてデザインを選べば、機能性とおしゃれさを両立できます。
階段の照明選び どんな照明があるの?

吹き抜けは高天井で開放的なスペースがある特殊な空間です。天井が高いため、照明選びが難しい場所でもあります。
吹き抜けと繋がった階段や上階スペースにはペンダントライトの設置が可能なスペースがあると思いますが、コードが長めの高天井に対応したシャンデリアやペンダントライトなど、デザインが豊富に選べますのでインテリアにもあわせやすいです。
吹き抜けの照明設計では照明の配置や光の強さ、空間全体のバランスを考慮する必要があります。また、省エネを意識したLED照明を使用することで、コストを抑えながら吹き抜けのデザインや個々の好みに応じて、照明を選ぶことも重要です。
階段の基本 ブラケットライト

階段の照明器具にはブラケットランプを設置されるケースが多いです。階段の形状やスペースにあわせて設置位置を確定するのがややむずかしい照明器具ともいえます。
折り返しのある階段ですと妨げになりにくいコーナー設置型の照明などがおすすめですが、まっすぐに伸びる階段でブラケットライトを使用する場合には設置位置に注意してください。設置する高さは平面図ではわかりづらいので事前に十分な確認をおすすめします。
実例集を交えながら階段照明を紹介

上階段スペースから上下配光タイプのブラケットランプ2灯の配置例です。光源を散りばめずイメージ写真のようにまとめて設置もおすすめです。木製のブラケットライトは階段や内装の色合いとあわせてご使用頂くと、演出効果が高まります。こちらの照明器具のウッドカラーは全部で4色です。
さまざまな場所で使える壁面照明

傾斜面にも対応した割れないシリコン素材のブラケットランプです。イメージ写真は階段の最上部にある小さなワークスペースに設置しています。最上階の小さなスペースでは天井が低めのため、ペンダントライトやシーリングライトでは圧迫感がありますので、ブラケットライトやダウンライトを設置して、補助照明にデスクスタンドを併用するなどがおすすめです。
空間の雰囲気に合わせた照明選び

コーナー用のブラケットランプを左右に取り付けた、バランスのよい設置方法です。折り返しの階段ではこのような照明器具の使い方がまとまり感があり、見た目もすっきりします。イメージ写真では階段や手すりにあわせてナチュラルウッド色の照明器具を使用しています。各ご家庭のインテリア空間にマッチした色合いの照明器具をお選びください。
また、コーナーに取り付けるコーナー用のブラケットライトは壁面を照らすだけでなく、空間の奥行きを強調する効果もあります。
和風空間にあわせた統一感

和風インテリアとコーディネートしたペンダントライトです。200W相当の明るさがあるので階段周辺を明るく照らします。また、さらに足元灯を併用すると上方部と下方部の明るさをバランスよく確保することが出来ます。
コーナーへの設置解説

階段の入隅コーナー用のブラケットランプは全配光形を使用しています。足元から天井まで光の広がる全配光形はこのような場所などにもおすすめです。
コンパクトな上下配光のブラケットランプ

コンパクトな上下配光のブラケットランプの使用例です。白いインテリア空間にあわせてカラーをイメージ写真のようにコーディネートすると、空間に統一感が出て違和感を感じさせないことがわかります。階段に設置された照明の配光が直接目に入らない器具を選ぶことや設置場所を検討していただくことが重要です。
デザイナーライトで階段を演出

吹き抜けの階段や上階段のスペースが取れている場合、ペンダントライトを使用されるのもおすすめです。階段スペースに空間の余裕があれば、ルイスポールセンのスノーボール等、デザイナーズ照明のペンダントを設置することでおしゃれな階段を演出できます。
階段の照明器具についてのまとめ
階段の照明選びはいかがでしたでしょうか
階段の照明といいましても使い方や見せ方など様々です。いちばん重要視する箇所は階段のレイアウトにあわせた照明選びをしながら、安全性と視覚的な効果を考慮し設計する必要があります。あらためていくつかの一般的な階段照明のアイデアをご紹介します。
ステップライトとは、ステップごとに設置されたライトで、階段の段差を明るく照らします。ステップの前面や踏み板に埋め込まれることが多く、手すりの下にも配置することがあります。住宅ではあまり見かけませんが、公共施設や店舗などで見かけることが多いです。
ハンドレールライトとは手すりに取り付けられたライトで、階段の手すりを明るく照らすことで視認性を向上させます。手すりに沿って均等に配置されることが一般的ですがコストが高めです。
ウォールライトとは、階段の壁面に取り付けられたライトで、階段全体の明るさを確保します。階段の入隅コーナーや踊り場などに配置する事が多いです。
天井照明とは階段上部の天井にペンダントライトやシャンデリアなどを設置する事で、広範囲を明るく照らします。こだわりのデザインでおしゃれな雰囲気も演出できる方法です。
センサーライトとは、階段に人が近づくと自動的に点灯するセンサー機能を備えたライトです。暗い時間帯や夜間には特に便利です。暗くなると自動で点灯したり、人が近づくと自動で点灯するタイプなどがあります。
実例集で階段照明の理想を見つける
これらの照明を組み合わせて、適切な明るさと視認性を確保することが重要です。また、省エネ効率の高いLED照明を使用することで、省エネと快適性を両立することもできます。また、照明の配置や明るさは、階段の設計や個々の環境に合わせて検討する必要があります。
階段の照明は設計段階での打ち合わせが必要な照明ですので、階段の実例などを見ておくことで、こんな階段にしたい!というイメージも膨らむのではないでしょうか