ほかにないこだわりのおしゃれ照明をセレクト

小物やアートを引き立てる照明演出の仕方|光で魅せるインテリアづくり

照明は、ただ空間を明るくするためのものではありません。お気に入りの小物やアートを“光で魅せる”ことで、インテリア全体の印象は大きく変わります。

この記事では、照明士の視点から「小物を引き立てる光の使い方」と「素材・空間別の演出テクニック」を紹介します。

光で変わるインテリアの印象

部屋の印象は、光の方向・強さ・色で劇的に変化します。上から照らす全体照明では平面的になりがちですが、斜め方向からのスポット光や壁反射を加えると、立体的な奥行きが生まれます。

例えば木製オブジェなら暖色系の光で陰影を強調し、ガラス製の花瓶ならクールな白色光で透明感を際立たせると効果的です。

演出照明に使える照明器具の種類

・ピンスポットライト:狙った部分を照らす演出に最適
・スタンドライト:高さを変えて陰影を調整できる
・間接照明:壁面反射で柔らかな光を広げる

これらをバランスよく組み合わせることで、主役となる小物を自然に引き立てる空間が作れます。

素材と色で演出を変えるコツ

色使いでが印象的な部屋

素材によって光の反射・吸収の仕方は異なります。

陶器や木製のオブジェには柔らかい電球色、ガラスや金属製の小物には昼白色〜白色の光が似合います。

また、アクセントカラーを取り入れた間接光(LEDテープなど)を使えば、ショップのような雰囲気に。

光の反射と影で“立体感”を作る

小物の後ろ側から光を当てると、壁面にできる影が被写体を浮かび上がらせます。この“陰影の演出”が空間の高級感をつくるポイントです。

絵画やオブジェを照らすスポットライトテクニック

絵画を照らすスポットライト

壁面アートを美しく見せる角度と距離

アートを照らす場合は、照明を作品から約30°の角度で当てると反射を防ぎつつ色味が綺麗に出ます。壁付けタイプのピクチャーライトを使えば、展示ギャラリーのような見え方に仕上がります

グリーンや花を照らす際のポイント

観葉植物には、葉の影が美しく映るよう下方向から光を当てるのがコツ。照度が強すぎると葉が白飛びしてしまうため、柔らかい間接光を使うと自然な印象になります。

ウォールウォッシャーの活用

壁全体を柔らかく照らすウォールウォッシャー照明は、アートや棚ディスプレイを一体的に見せたいときに便利。複数の小物をまとめて演出する際にも最適です。

光で魅せるインテリア実例

間接光で空間演出

絵画+間接光でつくる“ギャラリーのような空間”

お気に入りの絵画やポスターを照らすときは、上下どちらか一方向からの照明に統一すると、落ち着いた印象に仕上がります。調光機能付きなら季節や時間に合わせた演出も可能です。

棚上オブジェを引き立てるピンスポット照明

スポットライトで場所を照らす

壁面棚に置いたオブジェや花瓶を照らすだけで、日常空間に“ギャラリー感”が生まれます。照射範囲は狭く、やや斜め上から光を落とすのがポイントです。

ソファ背面の間接照明で奥行きを演出

背面のスタンド設置例

家具の背面に間接光を設けると、壁との距離感が強調され空間に奥行きが出ます。夜はテレビ視聴時の眩しさを抑える効果もあります。

テーブルランプと小物を組み合わせた柔らかな演出

スタンドライトで演出

小型ランプの柔らかい光を使うと、小物や植物が自然に浮かび上がります。ガラス製シェードや布シェードのランプは、光が拡散して素材感を引き立てます。

まとめ

光はインテリアの“最後の仕上げ”です。

お気に入りの小物やアートを主役にすることで、日常の風景に奥行きと感情が生まれます。照明の当て方を少し変えるだけで、同じ空間でも全く違う表情を楽しめます。

ライティングファクトリーでは、スポットライトや間接照明を中心に、暮らしを美しく見せる光のアイテムを提案しています。

おすすめの照明カテゴリ

小物やアートを引き立てる照明を探すなら、次のカテゴリがおすすめです。照らす角度や光の広がりによって、印象が大きく変わります。

スポットライト一覧
絵画やオブジェを美しく照らす、角度調整可能な照明

間接照明一覧
間接照明の置き方ガイド

スタンドライト一覧
テーブル上や棚のディスプレイを照らす、デザイン性の高いランプ

インテリア用品一覧
花瓶・オブジェ・小物など、インテリア雑貨をセレクト

2025年ペンダントライト特集

おすすめコンテンツ

PICKUP CONTENTS