【失敗しない!】リビング照明の選び方ガイド|明るさ・器具タイプ・目的別おすすめ
「思ったより暗い」「雰囲気がいまいち」──そんな照明選びの失敗は、少しの基準と設計で防げます。
このガイドでは、明るさの目安・器具タイプ・目的別おすすめを、照明士の視点でシンプルに解説します。
すぐに商品を見たい方は、リビング照明一覧へ。
購入前にチェック!リビング照明の失敗あるある
リビングは「家族の共有空間」。失敗の多くは、明るさ・設置条件・多灯設計の見落としから生まれます。ここだけ押さえれば、後悔はほぼゼロにできます。順番に解説していきます
暗すぎ・明るすぎを防ぐ「畳数とルーメン(lm)」の正しい目安
・6〜8畳:およそ3000〜4000lm
・8〜10畳:およそ4000〜5000lm
・10〜12畳:およそ5000〜6000lm
壁や床が濃色の場合は+10〜15%を目安に。「最大明るさ」だけでなく調光幅も確認すると、昼夜で快適に使い分けられます。
設置場所と天井の高さを考慮しない失敗(引掛シーリングの位置など)
引掛シーリングの位置が中心からズレていると、ペンダントの位置や配光が偏りやすくなります。天井高がある場合は、広配光の器具や上方向に光が抜ける器具でムラを抑えるのがコツ。
一室多灯に挑戦したいけど、何を買えば良いかわからない時
最初は「メイン1+補助2」から。例:シーリングライト(メイン)+スタンドライト(読書)+間接照明(くつろぎ)など。(ダウンライトもOK)
役割を分けると、明るさ不足と雰囲気不足を同時に解決できます。
まずはリビング照明一覧でメインのライトを決めるのが照明選びの近道です。
目的別に見る!後悔しない照明器具の選び方
『リビングが明るすぎる』『どの照明を組み合わせればいい?』と迷う声は多くあります。
選ぶ照明でリビングの過ごし方の最適なシーンは変わります。団らん・読書・多機能性の3つから、失敗しない選び方を整理します。
団らん・くつろぎ重視なら(間接照明・フロアライト)
壁や天井に光を当てる間接照明でまぶしさを抑え、
ソファ脇のフロアライトで陰影を足すと、奥行きのある落ち着いた空間に。
関連:間接照明一覧/スタンドライト一覧
読書・学習重視なら(手元の明るさと配光)
本や作業には手元1000lx前後が目安。拡散光+手元に向けた配光のスタンドやスポットで「必要な場所だけ」明るく。
関連:スポットライト一覧/スタンドライト一覧
多機能性・利便性重視なら(調光・調色の必要性)
時間帯によって照度と光色を最適化できるのが、調光・調色機能の魅力です。食事・映画・読書などの生活シーンを登録すれば、ワンタッチで最適な明かりに切り替えられます。
照明の機能を解説したガイドもご覧ください。
リビングの主役を選ぶ!照明器具の種類別ガイド
器具はデザインだけでなく、配光の性格や演出力が大きく異なります。
メインの選定=空間の完成度を左右する重要なところです。
シーリングライト(広い部屋を均一に明るく)
均一で影が出にくいのが利点。調光・調色対応なら、昼夜の使い分けもスマートで快適に使えます。
一覧:シーリングライト
ペンダントライト(デザイン性・陰影で雰囲気UP)
下方向の光でテーブル面を主役に。素材で表情が大きく変わるため、内装と質感の相性を重視。
一覧:ペンダントライト
ダウンライト・スポットライト(補助照明で立体感)
壁面・アート・観葉植物など、強調したい対象にスポットを。「面で明るく+点で魅せる」と、空間の立体感が生まれます。
一覧:スポットライト
【応用】プロが教える多灯照明計画の始め方
まずはメイン1+補助2を基本に。メインを70〜80%の明るさに抑え、足りない場所を補助で足すと、まぶしさが減り、居心地が一気に向上します。
実例は別ページにまとめています。
リビング照明の実例集はこちら、
演出テクニックの詳説は 照明の演出・応用ガイドをご覧ください。
まとめと購入への導線
失敗を防ぐ要点は明るさ・器具タイプ・目的別の3点。
照明は暮らしの“空気”を整える存在です。基準と役割を決めて選べば、どんなリビングも快適でおしゃれに仕上がります。
今すぐ選びたい方は、リビング照明一覧をご覧ください。
