イサムノグチ AKARI 特設ページ。リニューアル
イサムノグチは35年をかけて、200種類以上ものさまざまな形や大きさのAKARIを生み出しました
1950年代の初めの頃は提灯の上下に口輪のついたものだったり、竹ヒゴの感覚が均一で目が細かい物でしたが、1963年には竹ヒゴが不規則に巻かれたDシリーズ(Dはでたらめの意味だそうです?)が作り出されました
鏡餅や茄子など多種多様な形をしたNシリーズ(ニューあかり)が作られた頃から、バリエーション豊かな展開を示すようになったそうです
さらに、Pシリーズ(Pはプレーンの意)のように形はシンプルですが、竹ひごを使わず和紙を折りたたんだ際に生じるシワの陰影を魅せようとするAKARIが加わって行きました
イサムノグチはAKARIを住空間に持ち込むことのできる「光の彫刻」と考えていたそうです
単なる照明器具として制作に取り組んでいなかったからこそ、ここまでバリーション豊かに展開されたのではないかとのことです