
シーリングファン・インテリアファンの特徴
シーリングファン・インテリアファンの大きな特徴は、なんといっても天井に、羽の長い大きな扇風機を取りつけたかのような見た目です。ただ、一般的な扇風機と、シーリングファン・インテリアファンではデザイン性の高さに大きな違いがあります。
シーリングファンやインテリアファンはおしゃれな店の天井に取りつけても周囲のデザイン性を損ねないどころか、むしろ高めてくれる高いデザイン性を誇り、近年ではその活躍の場はお店などだけにとどまらず、リビングなどのおしゃれさにこだわる家庭などでも導入例が増えています。
羽がついているだけのシンプルなタイプももちろんありますが、近年では室内照明も兼ねたタイプも増えているという特徴があり、個々のニーズに応じた選択肢がより幅広くなっているのが魅力です。

シーリングファン・インテリアファンで得られる効果
シーリングファン・インテリアファンを導入するメリットは見た目のおしゃれさだけではありません。
住宅の気密化が進み、室内の快適空調への要求がますます高まる中で、シーリングファンのもつ優れた特性は注目されています。エアコンとシーリングファンを併用することで、エアコン運転だけの場合と比べ、冷暖房費が大幅に節減できます。
シーリングファンを使用し室内の温度を均一な環境にすることで、エアコンの温度設定も低めに設定できます。デザインも豊富になりアンティークなデザインのものから、天井の低い場所への設置を可能にした薄型インテリアファンもあります。器具高さが300mmですから空間の圧迫感も少なくマンションにもおすすめです。
天井でファンが回ることで部屋全体の空気を効率よく循環してくれるので、室内温度を均等に保ちやすくなり、それによってさまざまなメリットが得られます。


冬の時期は室内の上下温度差も大きくなりがち、シーリングファンを使用し室内の温度を均一な環境にすることで足下まで暖かさがひろがり、暖房温度も低めに設定できます。エアコンの温度設定を2℃下げれば約10%の省エネになるといわれています。 夏季の室温27℃〜28℃の省エネ推奨温度でも、シーリングファンを用いると0.5m/s程度の気流の効果によりエアコン設定温度26℃同様の快適性が得られます。エアコンの温度設定を1℃上げると10%の省エネになるといわれています。
まず、エアコン使用の場合、エアコン以外に何も使わない状態だと、冷房の冷たい空気は下にたまりやすく、暖房の暖かい空気は上部にたまりやすいという状況になりますが、シーリングファンやインテリアファンを使えば冷房の効果が高いところまで届く、暖房の効果も足元まで届くという快適かつ空調効率のいい状況を作れます。
従来のような「冷房で冷えるのは足元だけ」「いくら暖房をつけても足元が寒い」など事態から解放されて室内の心地よさがアップするだけでなく、エアコンの電気代の節約にもつながるのが嬉しいポイントです。

ほかにも、空気のよどみがなくなるのでカビが発生しにくくなり、温度ムラによる結露も発生しにくくなります。さらに天井から部屋のすみずみまで風を循環できるため、洗濯物を部屋干しした場合も、一方向から扇風機を当てるよりも効率よく乾かせるといった数々の効果が期待できます。羽の枚数で選んで見るのも快適な空間作りには必要です。6枚羽ならよりソフトな風で風当たりもより快適です。羽の枚数が多くなることで空間の存在感が増してしまうということもありますし豊富な種類から選べる4枚羽でも性能は十分です
シーリングファンは一般的な照明器具に比べて取り付けが複雑です。電気工事が不要で付属の説明書を見ながら設置できるものもあれば、電気工事施工による設置が必要なものもあります。取付け方法に関しましてはインテリアファンの種類により異なりますので、設置予定場所についている照明配線器具の確認を必ずお願いします。
電球色(暖色系の暖かみのある光)
昼白色(爽やかな白い光)
