
ペンダントライト | イサム・ノグチ
35年をかけて、彫刻家イサムノグチは和紙を使った光の彫刻作品を200種類以上作りました。ペンダント型は天井からの吊り下げ型の照明として、和室や洋室、吹き抜け、店舗照明として様々な空間でご使用いただいています。別注品の黒コードのAKARIなど珍しいAKARIまで取り揃えています。

ペンダントライトとしてのAKARI
イサム・ノグチは35年をかけて、200種類以上ものさまざまな形や大きさのAKARIを生み出しました。1950年代の初めの頃は提灯の上下に口輪のついたものだったり、竹ヒゴの感覚が均一で目が細かいAシリーズが多かったですが、1963年には竹ヒゴが不規則に巻かれたDシリーズ(Dはでたらめの意味だそうです?)が作り出されました
ペンダント用として天井から吊り下げて使用するものには、AKARI製品のうち最も取り扱いが簡単で、シェードに付属の真張りを入れて引き伸ばし、電球がシェードの中心に来るようにセットします
主な目的として天井吊り下げて使用するAKARIにも大型のAKARIもあります。お部屋のコーナーに設置したり吹き抜け空間におすすめです。オフィスのゲストルームやホテルのロビーなど存在感のあるディスプレイとしてご使用頂けます。
AKARI用のペンダントソケット
AKARI用のペンダントコードは4種類あります。 住宅で使いやすい30cmコード 、少し長めの1m、高天井向けの1.5mコード、吹き抜け空間向けの3mコードがあります。全てLEDランプが付きで、お届けしたその日からすぐにお使い頂けます。縦長の大型タイプには専用の2灯ソケットも用意されているので縦に長い明りがしっかりと空間を照らします

AKARIにも使える汎用品のペンダントソケットもあります。純正品ではないですが、住宅で使いやすいコード長さ30cmで使い勝手は変わりません。お値段も安く販売されています。
イサム・ノグチとAKARI
イサム・ノグチは岐阜提灯との出逢いにより、和紙と竹ヒゴを使った作品が生まれました。普段の生活を豊かにする為、アートを日常に取り入れやすくする為に、安価で親しみやすい物としてAKARIが生み出され、灯として楽しめる和紙の照明は光の彫刻としてインテリアの中に快適な雰囲気を提供してくれています。
AKARIの誕生から半世紀以上がたった今も、当時と変わらない製法で制作されています。日本の伝統工芸品として、日本国内に止まらず世界中に人に愛用され、照明器具デザインの最高傑作「光の彫刻」としてニューヨークの近代美術館にも展示されています。
イサム・ノグチは、ちょうちんとは呼ばないこの作品に「AKARI」という名前をつけました。
AKARIの正規品にはサインが印字されています

AKARIの正規品にはロゴは必ず印字されています。AKARIのマークは赤色、I.Noguchiのロゴは黒で和紙に印字がされています。当店で販売しているAKARIはサインが印字された製品となっていますので安心してショッピングをお楽しみください。
当時から変わらない制作方法

AKARIは熟練の職人により岐阜県の工場で一つ一つ手作業で制作されています。専用の木型に竹ひごを巻き、和紙を張り込み、木型の抜き取り、乾燥行程を経て作られる自由度の高いAKARIは、彫刻家イサムノグチの才能を開花させるプロダクトとしてロングセラーになっているのも頷けます。
AKARIのある空間

イサムノグチはAKARIを住空間に持ち込むことのできる「光の彫刻」と考えていたそうです。
「AKARI」という名前は「太陽の光や月の光を部屋に入れよう」という意味から「明かり」という名前がつき、その漢字も「日・月」からできています。