照明の電気代を節約する8つの方法

(1)LEDへの交換で電気代を節約

白熱電球をLEDに変えるだけでこんなに省エネになります。例えば白熱灯60WタイプLEDダウンライトは、消費電力5.2W。同じ明るさのミニクリプトン球と比べると、約85%の電気代が削減できます。長時間点灯させる場所に使用すると、より省エネ効果が高まります。 また、調光器に対応しているLED器具は調光することでさらに省エネです。器具により若干異なりますが、ほぼ明るさに比例して省エネになります。

電気代の差

(2)明るさ調整機能付きや豊富な機能で省エネ

最新のシーリングライトは外の明るさを感知して自動的に快適な明るさに自動調節してくれたり、Bluetooth搭載の照明なら別の部屋の照明の消し忘れが無いかのチェックもできるので消し忘れも防止できるなど便利な照明器具が増えています

省エネ機能

(3)主電源をオフにして省エネ

最近はリモコンに豊富な機能がついた便利な照明器具が豊富になりリモコン一つで明るさや光の色などを変えることができる物も増えました。リモコンで操作できる物としてテレビなどがありますが照明器具も同様に待機中には電気を消費していますので照明器具も長期間使用しない場合は主電源をオフにしておくのも電気代の節約になります

(4)人感センサーや明暗センサーで省エネ

玄関やポーチなど夜間のみ点灯すれば良い場所には人感センサーがついたエクステリア照明器具がおすすめ。日が落ちて人が近づいた時のみ100%点灯するエクステリアライトは防犯にも使える便利な照明です。お家の中では廊下や玄関、トイレなどセンサー付き照明を使えば無駄な点灯を抑えて手間もかからず省エネができます。

人感センサーで防犯対策

(5)発熱を抑えて省エネ

LEDは白熱電球に比べて低発熱なので電球からの発熱でのお部屋の暑さも抑えることができます。夏の時期には室内の温度が抑えられるのでエアコンなどの冷房効率も上がり電気代の節約にもつながります

(6)お掃除で電気代を省エネ

カバーついた照明器具を汚れたままにしておくと、汚れにより本来の光で照らすことができなくなっていき明るさが低下します。例えば1年間手入れをしなければ明るさは約20%以上も低下し、 ダイニングやキッチンなど汚れの付きやすい場所では約40%も低下しますので無駄な電気代を減らす為にも定期的なお手入れをおすすめします。また、定期的なお掃除をする事で照明器具の劣化の発見にも役立ちます。

掃除で省エネ

(7)照明器具の交換で電気代を節約

定期的な掃除もしていても、10年以上経過した照明器具はカバーの透過性がなくなり器具内部の劣化により本来の性能が発揮できなくなっていますので最新の照明器具への交換もおすすめします。

(8)白熱灯の明かりが好きな人の省エネ方法

白熱電球の調光はLEDには無い自然な光の変化を楽しめるところです。どうしても白熱電球でできるだけ省エネをしたいと考える場合は調光に限ります。 60Wの電球であれば50%の調光をすることで半分の消費電力にすることができます。生活シーンに合わせて様々な電球を使い分けることも大切だと考えます。

 
 

更新日:2024/02/08