ダウンライトを交換するだけで、お部屋の印象がガラリと変わる!
更新日:2024/08/28
ダウンライトとは
ダウンライトとは、天井に埋め込む形で設置される照明器具の名称です。ダウンライトは、その名の通り下方向を中心に照らす照明で、特定の方向を照らすことに使えるので、お部屋以外にも、廊下や玄関、トイレなど狭い空間を照らすのにも向いている照明器具です。
ダウンライトの特徴
ダウンライトの最大の特徴は、ダウンライトは直下だけを明るく照らすため、インテリアの空間デザインを目立たせることに優れています。壁に掛けられた絵などを照らすために設置することもあります。その他にも、空間にメリハリをつけたい場合や、角度調節ができるユニバーサルダウンライトなど特定の部分だけを際立たせたい時にも使えるタイプもあります。
さらに、ダウンライトは照明器具としての存在感が少ないのも大きな特徴です。天井に埋め込むことによって目立たず、露出していないので部屋のインテリアを邪魔せず、空間を広く見せる効果もあります。
ダウンライトの用途
ダウンライトの印象としては通路や玄関などで使われているイメージが一般的かと思います。最近ではリビングや寝室など様々な場所で使用されるようになり、定番の照明器具となっています。
ダウンライトの用途は豊富にあります。ユニバーサル式(スポットライトのような構造)のダウンライトを使えばポスターや絵画を照らすのに使用されます。また、ショップのディスプレイとしても使われています。
さらに、レストランやホテルなど、落ち着いた雰囲気を演出したい空間にも活用されます。光の細いダウンライトを使い直接、食卓へと光をあて、演出と食事を美しく照らすことで、より一層食事が楽しめる空間を作り出す事もできます。
ユニバーサルダウンライト Φ100mm・JDR65W | ホワイト
10,769円
ユニバーサルダウンライト Φ100mm・JDR65W | ブラック
10,769円
ダウンライトの種類
ダウンライトの種類は、主に光の色や配光角度(ビーム角度)、サイズ、形状などによって分けられます。光の色は、暖かみのある電球色から爽やかな雰囲気の昼光色まで、使用する空間の雰囲気や目的によって選べます。光の角度はビーム角度と呼び、照らす範囲の広さを選びことができます。広範囲を照らしたい場合には広角型、逆に狭い範囲を照らす際には集光型が適しています。
サイズや形状は、設置する場所や照らす範囲、そして設置するための天井の状態によって決まります。
また、電球自体の種類としては、低消費電力で長寿命なLEDタイプ、色再現性に優れるハロゲンタイプなどがありますが、従来のハロゲンなどのようにLEDダウンライトにも色の再現性が高い製品が用意されているので、目的や状況に合わせて選ぶことが大切です。
ダウンライトの寿命と交換時期
ダウンライトの交換時期は、使用時間により変わります。長い間使っていると明るさが落ちたり、色が変わったりしませんか? それらはダウンライトが交換を必要としているサインかもしれません。
また、ダウンライトの寿命は一般的に約10年と言われていますが、一日8時間以上連続で使い続けるとその寿命は半減することもあります。安全に、また快適に照明を使用するために、適切な時期にダウンライトの交換を行う必要があります。
定期的なメンテナンス
ダウンライトは天井に設置されている照明器具なので特に埃や汚れがつくことはあまりないかと思います。メンテナンスという意味では点灯はしているけどダウンライトから異音がしているなど照明の不具合を見つけることはできます。近年のLEDダウンライトはLEDが一体となっているものが増え電球交換が不要となっているものが多いですが、LEDの交換ができるダウンライトもあります。
ダウンライトの交換方法
ダウンライトの交換に関するお問い合わせを良く頂きますが、施工や交換には工事資格者に依頼することをおすすめします。電球交換が可能なダウンライトが故障した際には使っていた電球と同等のランプを自分でも交換が可能です。先の内容を踏まえながら、ダウンライトの交換方法について詳しく説明します。
交換の手順
まず、ダウンライトの回路となっているスイッチをオフにします。次に、古いダウンライトを外します。ダウンライトは下に下げることで取り外しができます。古いダウンライトから配線を取り外し、新しいダウンライトへ接続して天井に押し上げることで取り付けができます。
注意点と安全対策
古いダウンライトを取り外す際は天井のクロス(壁紙)に注意して取り外してください。まれにダウンライトとクロスの間にコーキングが打たれていることもありますので、そのような場合はカッターでダウンライトとクロスのコーキングを切り離してください。確認せず古いダウンライトを引っ張ってしまうと周辺のクロスまで破れてしまいますので十分注意してください
また、ダウンライトの交換作業をする際は、脚立などしっかりとした足元の安全対策も行いましょう。
ダウンライトの選び方
ダウンライトは、天井面から空間を照らす照明器具で、空間の印象を大きく変えます。しかし、適切なダウンライトの選択は割と悩んでしまう部分でもあります。特に重要となるのは「明るさ」「色温度」「デザイン」の3つです。
これらは、それぞれ部屋の雰囲気や用途により変わりますのでどんな目的の部屋なのか場所なのかを考える必要があります。また、リニューアルでダウンライトを使おうと検討されている場合にはダウンライトの穴径を把握しておく必要があります。
穴径はダウンライトを外してみないとわからない部分なので事前に確認をしてください。ダウンライトの選び方を詳しく解説していきます。
明るさの選び方
まず、ダウンライトの明るさの選び方をご説明します。明るさは適度な明るさがないと、快適な生活に支障が出てしまうのでしっかりとした明るさのダウンライトを選ぶ事をお勧めします。最近は調光スイッチを使い生活シーンに合わせた明るさの調節ができるダウンライトが増えているので明るさの調節を考慮して最大限明るいダウンライトを選べば生活に支障は出ないかと思います。
また、具体的な選び方として、ダウンライトを設置する部屋の広さや天井の高さ、壁の色調(反射します)などを考える必要もあります。たとえば、広い部屋や高い天井の部屋にはそれなりの明るさが必要となりますが、ダークトーンの壁色の場合、明るい壁色の部屋に比べて暗い印象になってしまうので前もって明るいダウンライトを選び設置する台数も考える必要があります。
家族の年齢や生活スタイルも考慮する必要があり、高齢者は若者に比べて光の感じ方が異なりますので高齢者の居る場所では、安全性を考慮して明るめの設定をおすすめしています。
色温度切替 ダウンライト Φ100mm・100W | 電球色~温白色
6,957円
色温度切替 ダウンライト Φ100mm・100W | 電球色~昼白色
6,957円
色温度の選び方
続いては、ダウンライトの色温度の選び方です。色温度は、照明が放つ光の色のことで、昼光色、昼白色、白色、電球色などがあります。昼光色は、清潔感があり作業に集中するのに最適な一方、電球色の光は温かみがあり、リラックスしたいときに適しています。
選び方のポイントとしては、部屋の用途や時間帯、自身の好みを重視しましょう。例えば、リビングやダイニングでは電球色を、書斎やキッチンでは爽やかな白色を選びやすいでしょう。また、夕方や夜には電球色、昼間は白色が好まれる傾向にあります。光の色を変えたいというお客様は光色切り替え機能付きのダウンライトを使えば一台のダウンライトでスイッチ操作による光色切り替えができます。
Bluetooth ダウンライト 60W Φ100mm | WH
6,352円
Bluetooth ダウンライト 60W Φ100mm | BK
6,352円
デザインとサイズの選び方
最後に、ダウンライトのデザインの選び方についてです。デザインは、部屋の雰囲気やインテリアとの調和を大きく左右します。照明はただ部屋を照らすだけではなく、家全体の印象を引き立てるアクセントとしても重要です。
デザインの選び方のポイントとしては、部屋のインテリアのテーマや全体的な色調を考慮して選ぶことです。
基本的に住宅で使用する場合にはΦ100サイズのダウンライトが使用されることが多く、ニッチなど特定の場所にはΦ75、Φ65サイズを選ぶこともあります。また、ダウンライトには色や装飾が施された物もありますので、モダンな家具が多い部屋には、シンプルな白系のダウンライトが合いますし、アンティーク調の家具が多い部屋にはヴィンテージ感のある黒系のダウンライトが適しています。
ダウンライトの設置場所
ダウンライトは、住宅の各部屋における照明としてさまざまな場所で使うことができる照明器具です。その名の通り、天井から直下へと光を落とす照明で、ワイドタイプやスリムタイプなど、狭い範囲から広い範囲へと明るさを調節できるものがあります。
注意点としてはダウンライトを設置する場所には天井裏の空間が必要になりますので事前に天井裏の高さを確認しておく必要もあります。ダウンライトの種類により必要な設置高さが異なりますので設置可能なサイズから選び必要が出てきます。
空間に合わせて選ぶポイントをご紹介していきます。
防雨型 ダウンライト Φ100mm 100W・温白色
5,324円
防雨型 ダウンライト Φ100mm 60W・温白色
3,811円
リビング
リビングは家族だんらんの場所でもあり、用途が多い場所なので、ダウンライトを使う場合には設置場所をよく考える必要があります。ダウンライトは天井から直下に光を落とすため、全体的に明るいリビングになり、天井からの露出がないのでリビングルームをより広く見せ、すっきりとした印象にすることができます。
特にテレビを見る場所、くつろぐ場所など、リビング内の場所に対して照明計画が必要です。リビングの広さにもよりますが、テレビに光が映り込むような場所ではないか。壁面に設置されたエアコンを照らしてはいないかなど、間取りに合わせてダウンライトを設置しましょう。また、ダウンライトの明るさや色温度を調節することで、部屋の雰囲気も変えることが可能です。
キッチン
キッチンでもダウンライトはよく使われます。キッチンでは調理中に手元に影が落ちないように、ダウンライトを適切に配置することが重要です。調理台全体を明るくするためにも、天井から直下に光を落とすダウンライトが理想的です。包丁を使う場所なのでしっかりとした明るさを考える事をおすすめします。また、ダウンライトの数や位置を工夫することで、キッチン空間がより魅力的に見える演出方法もあります。
ダウンライト Φ100 LED 電球色・100W相当|高演色
6,534円
ダウンライト Φ100 電球色・60W相当
5,203円
バスルーム
バスルームでもダウンライトが設置されている場所もありますが、使用できるダウンライトが限られます。浴室は湿度がありますので防湿処理がされているダウンライトを使う必要があります。最近ではお風呂時間もリラックス空間としている人も多いので明るさの調節ができるbluetooth機能付きダウンライトも人気があります。
Bluetooth 簡単リモコン(フルカラー調色・調光)| RC918
3,630円
浴室用 ダウンライト Φ125・フルカラー
14,278円
ダウンライトの位置
ダウンライトの設置位置は、室内の明るさや雰囲気を左右するため非常に重要です。吹き抜け天井など適切な位置に適切な種類のダウンライトを設置しないと、明るさが足りなかったり、逆にまぶしく感じることもあります。部屋のサイズや形状、家具の配置などを考慮しつつ、最適な位置を選定できるハウスメーカー施工業者にご相談されることも大切です。
おすすめのダウンライト
昼も夜も家の中の明るさを調節できるものがおすすめです。最近のモダン住宅ではインテリアに主張しすぎない照明として利用されることが多くなっていますので、機能や色などで選ぶことができます。消費電力が少なく、寿命が長いという特性をいかして、おしゃれで素敵な生活空間を演出するために欠かせない照明器具です。
ライティングファクトリーがセレクトしたダウンライト
ダウンライトはLEDが主流となった事で消費電力が大幅に少なくなりました。省エネ性が高まり、明るさと美しい色彩再現性を実現できるダウンライトも増えています。
省エネ性と長寿命を実現する事で買い替えも減りSDGSの観点でも良い商品だと思います。そんな高機能とエコ、そしておしゃれな雰囲気のダウンライトを取り揃えたライティングファクトリーでお探しのダウンライトをぜひ見つけてください。
bluetooth対応 ユニバーサル式 ダウンライト Φ125mm 60W フルカラー | WH
13,068円
ダウンスポットライト Φ75mm・60W | BK
12,100円
ダウンスポットライト Φ75・60W相当 | ホワイト
12,100円
モダン ダウンライト Φ75mm・100W | BK
9,377円
bluetooth対応 ユニバーサル式 ダウンライト Φ125mm 60W フルカラー | BK
13,068円
モダン ダウンライト Φ75mm・100W | ホワイト
9,377円
ダウンライトの交換費用
ダウンライトの交換費用には、ダウンライトが設置されている場所や種類、台数などで工事にかかる費用は変わっていきます。省エネ性の高いダウンライトに取り替えることで得られる節電効果など、ダウンライトの費用についてはこちらをご参考ください。
電球の価格
電球の交換ができるダウンライトなら器具本体の交換は不要なので自分で電球交換することが可能です。電球の種類により価格は異なりますが使用していた電球と同等のサイズ、明るさのランプを使用してください。
白熱電球に比べて価格の高いLED電球ですが、LED電球は効率が良く、長寿命であるため、価格は高くても長期的に見れば節約につながると思います。
工事費用
ダウンライトの数や設置場所(天井の高さ)、工事の内容によっても工事費用は変わりますので事前に施工場所の状況を伝えておく必要があります。
一般的には、ダウンライトの交換工事一つあたり数千円からとなりますので、お住まいの地域のリフォーム業者や電気店などにご相談される事をおすすめします。ライティングファクトリーでの施工業務は現在のところ休止となっています。
最後にダウンライト交換を専門業へ依頼する
基本的にダウンライトは電気工事士の資格保持者が行う工事作業となりますので、専門知識がなければ適切な作業が出来ないことも多いです。ちょっとした部分でのノウハウがありますので専門業社へのご依頼をおすすめします。
電気工事士資格の無い人が行ったとされる誤った作業を専門業者が手直しするなど、想定外の費用が発生してしまうケースもございますのでご注意ください