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仕事部屋の照明

書斎照明のレイアウト術|配置を変えるだけで集中力が変わる理由

「照明を変えたのに、なぜか集中できない」
「おしゃれな照明を買ったのに、目が疲れる」——その原因は、照明の置き場所にあるかもしれません。

書斎・ワークスペースの照明は、どんな器具を選ぶかと同じくらい、どこに配置するかが重要です。このページでは、照明士の視点から、間取りや作業スタイルに合わせた最適な照明レイアウトをご紹介します。

配置を少し変えるだけで、明るさ・集中力・空間の印象が劇的に変わります。

なぜ「照明の配置」が集中力を左右するのか

光の方向──手元に影を作らない配置が基本

デスクライトを正面や真上に置くと手の影が文字やキーボードに落ちます。右利きは左奥/左利きは右奥にライトを配置し、影を避けましょう。

反射(グレア)──モニターへの映り込みを防ぐ

画面の正面・真上からの光は映り込みの原因。ライトは画面の斜め前方45°を目安に。モニター背後に間接光を入れると目の負担がさらに軽減します。

明暗差──全体照明と部分照明の組み合わせ

手元だけ明るいと周囲とのコントラストで疲労が増します。全体照明(シーリング)+部分照明(デスク)+間接照明の3層で、均一かつ立体的な明るさを作るのが基本です。

【間取り別】書斎タイプに合わせた照明レイアウト実例

狭い書斎(1〜3畳)──圧迫感を避けて広く見せる

薄型LEDシーリングで天井面をすっきり。壁面ブラケットで光を拡散し奥行きを演出。

机上はクランプ式デスクライトで作業域だけを確保し、天井や壁へは上向きの光で広がり感を。

リビング・寝室の一角(ワークスペース)──光でゾーニング

デスク上に小型ペンダントでスポットを作り、背景にフロアライトで間接光。

作業時は昼白色、くつろぎ時は電球色に切替えて、光の高さと色温度で「仕事/生活」を明確に区切ります。

独立した書斎(4.5畳以上)──多用途対応の多灯使い

作業エリア=昼白色デスクライト読書コーナー=電球色フロアリラックス=間接照明でゾーン分け。

回路/スイッチを分け、時間帯やタスクに合わせて点灯パターンを切替えます。

デザイン照明で「集中力」と「おしゃれさ」を両立

間接照明で天井や壁に奥行きと立体感を

壁際にアッパーライト、天井面に光を当てて柔らかな反射光を作ると、夜間でも目が疲れにくく高級感も演出できます。

インテリアスタイルに合わせた照明の素材・形状

・モダン:メタル/ガラス × シンプルなアームライト
・北欧/ナチュラル:ウッド/ファブリック × 木製シェード
・クラシック:真鍮/レザー × アンティーク調デスクランプ

まとめ:配置を変えるだけで、書斎はもっと快適になる

書斎のデスクライト

影を作らないライト位置、映り込みを抑える角度、全体×部分×間接の3層設計。

この3点を押さえるだけで、集中力が高まり、目の疲労も軽減します。間取りと作業スタイルに合わせて、最適なレイアウトを実践しましょう。

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